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Project02

お客さま先常駐の強みを活かした、当社ならではの価値創造

Y.H

2016年入社

プロジェクトの受託と成功に不可欠な
常駐メンバーの存在

「常駐メンバーとの連携がなければ、最適なご提案を行うことは困難だったでしょう。」

プロジェクトをこう振り返るのは、入社8年目、サーバーエンジニアのY.H。

通信業C社とは以前からお取引があり、当社のエンジニアが常駐し、ビジネスをサポートしていました。そんなC社が新しく映像配信機器を導入することになり、その監視サーバーの構築について当社にご相談がありました。これまで常駐メンバーがサポートしてきた、サーバー構築・運用保守の業務実績が評価されてのことでした。

ご相談に対応するべく発足したプロジェクトにアサインされたのは、Y.Hを含む本社システム開発メンバー。常駐メンバーと協力しながらお客さまのネットワークやサービスの可用性を確保した監視サーバーの提案に挑みました。

1カ月ほどの短いプロジェクト期間には、多くの課題が待ち構えていました。お客さまへのヒアリングやパラメーター※1 シートのドキュメント作成、実際のサーバー構築など…。自身にとって初めて扱う統合監視ソフトウェアだったため、要件に沿った監視環境を提供できるか不安がありました。しかし、本社システム開発メンバーやお客さま先にいる常駐メンバーの協力もあり、綿密なヒアリングを行うことができたおかげで、自信を持った提案に繋がりました。
監視対象の規模間やヒアリング内容から検討し、最終的にはアクティブスタンバイ※2 の構成をご提案。その結果「冗長化※3 をすることで負荷が分散でき、要件に適した環境である」とお客さまから評価いただけたのです。

※1 パラメーター・・・外部から投入されるデータ
※2 アクティブスタンバイ・・・同じシステムを複数用意し、障害時に切り替えて処理を引き継ぐ方式
※3 冗長化・・・同じ機能や役割の要素をあらかじめ複数用意しておき、異状が発生した時に肩代わりできるよう待機させておくこと

サーバーの構築だけでなく、運用業務も多く担う当社では、「構築して終わりではなく、その先の運用まで寄り添いサポートする」ことをミッションの一つに掲げています。そのため、導入後の運用手順書などの必要なドキュメント類も整備し、運用する常駐メンバーの負荷軽減も試みました。

トラブルから再認識できた
当社の強み

プロジェクトの進行が終盤に向かう頃のことです。スクリプトが想定通りに動作せず、監視サーバーへ通知されないというトラブルが発生しました。問題解決にあたっては、お客さまのネットワーク環境や詳細な運用状況といった情報が必要になります。早速、常駐メンバーがもつ情報を共有してもらい問題を細かく吸い上げ、集めた情報は課題管理表に記録していきました。それらを参考にして、スクリプトの中身を確認しながら、トライアンドエラーを繰り返し修正に挑んでいったのです。

Y.Hは当時の様子をこう振り返ります。

「常駐メンバーの支援がなければ、お客さまとの打ち合わせの回数が増え問題解決までにもっと時間を要したでしょうね。今後も、お客さま常駐の強みを活かした、当社ならではの価値を創造していきたいです。」

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